
本篇終了翌週に早くも始まったスピンオフ、前半はトキ&ヘブンの熊本移住後、おサワさんと“半分弱”さんのロマンス。
サワや庄田に該当する実在の人物がいたのか、は調べてません。ていうか、本篇でいちいち事実と照らし合わせるのが、楽しいけどそれなりに疲れたので、スピンオフについては、“作品世界で形作られた要素を活かした完全なフィクション”と捉えて楽しむことにしました……今のところそのつもりだし、現段階では出来てるぞ。
スピンオフだから、と大上段に構えず、いい意味で微温的な作り。まさしく、松江篇までで『ばけばけ』というドラマが構築した世界観、雰囲気の延長上で、考え方が少し面倒くさいサワと、ひたすらに不器用な庄田の微妙な距離感と、それにヤキモキする周辺の人々が、優しくユーモア交じりで描かれていて心地よい。
しかしこのくだりで、本篇を楽しんだ者にとっていちばん嬉しいのは、松野家が去ったあとの、まだ病で衰弱していない錦織さんが出てくること。出番は短いですが、しっかりお節介をして、若干得意げになってるのが可愛い。でも余計なお世話だぞ。
明確にくっつくわけではなく、まだ蟠りが解けたくらいの終わり方でしたが、のちの松江再訪のくだりで描かれるふたりに繋がるものが明確に描かれたのが嬉しい。別に観なくてもいいけれど、ドラマのファンなら確実に幸せを味わえる作り。
残り2回は、花田旅館の女中・ウメさんに焦点が当てられるエピソード。時期はサワのエピソードより遡るため、トキやヘブンさんはもちろん、その後すっかり嫌われてしまう松江新報の記者・梶谷も顔を出す模様。最後まで楽しませていただきます。
……で、このスピンオフ、てっきり25分尺×2の50分2本立て、という組み立てなのかと思いきや、1回ごとのドラマ部分は朝ドラと同じ15分、残りの10分は撮了後のキャストに対するインタビューという構成でした。
初回は高石あかり、2回目はトミー・バストウ。いずれも撮影現場の雰囲気の良さと、思い入れの強さが伝わってくる内容でした。ちなみに私は『あさイチ』のそれぞれが出演している回も録画してあるので、あとで全部整理してダビングしておくつもり。


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