レンタルDVD鑑賞日記その21。

 2007年に公開されたクライム・サスペンス。これもやっぱり劇場公開のときに観逃していたのを悔いていた1本です。

スナッチ』あたりの緊密さとスリリングさを感じさせながら、でもよりシリアスで、かつ結末がとても効いている逸品。大物がどーでもいいところで死んじゃったり、あの阿鼻叫喚の中でひっそりロマンスやってたり、とにかくハチャメチャなのが愉しい。挙句につけられたラストの爽快なこと。堪能させていただきました。

 ちなみにこれの監督ジョー・カーナハンは『NARC』という長篇で注目されて、一時はトム・クルーズの『M:i:III』の監督にも抜擢されていましたが、意見の食い違いか何かで外された経緯があります。あれが駄目だった、とは思わないんですが、カーナハン監督による『M:i:III』も観てみたかった気がします。きっと第1作以上のどんでん返しを繰り出してくれたんだろーなー。

コメント

タイトルとURLをコピーしました