この世はすべてショー・ビジネス。

 プログラム切替直後の火曜日は午前十時の映画祭11を観に行く日……という自分ルールが機能しない場合が増えてますが、きょうは予定通り。購入可能になるなりチケット購入……してから、この日だけ雨か雪という予報が出てるのに気づきました。もう手遅れなので普通に電車で移動しましたよ。
 いつものTOHOシネマズ日本橋にて鑑賞した今コマの作品は、伝説的ミュージカルをレネ・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギアで映画化、1930年代の歓楽街でスターを夢見ながら殺人者となった女たちの逆転劇をブラックに描くシカゴ(2002)』(GAGA-HUMAX初公開時配給)
『ファイト・クラブ』に続いて、公開当時にちゃんと劇場で観ている作品です……が、なんか当時よりも好きになってるかも知れない。やっぱり、クオリティの高い映画って、経験値が上がるほどその凄味が解るようです。
 ヒロインのロキシーが罪を犯し刑務所に入れられ、どうにか無罪を獲得するべく藻掻く現実のなかに、ナイトクラブ風の演出によるミュージカル・パートが挟まる。キャラクターの個性や背景をものすごく明瞭に華やかに、しかし細かな趣向を凝らして描き出すひと幕ひと幕のまあ鮮やかなこと。いつまでも観ていられるくらいに素晴らしかった。

 鑑賞後、とりあえずコレド室町2を出てみましたが、やっぱり雨。昼食のためにウロウロしたくはない。
 しかし幸いなことに、前々からときどき脚を運んでいた神田らぁめん悠が、昨年末にコレド室町のすぐそばに移転している。こちらに来てからまだ立ち寄ったことがないので、ちょうどいい、と思い駆け込んだ。
 やたらと風情のある一角で、店構えも以前より雅になった。ただ店内はだいぶ窮屈になった印象です。2階席もあるみたいでしたから、座席に余裕はありそうですし、らぁめんの味は安定して美味しいので、たぶん今後も折を見て立ち寄ることになると思います……もうちょっと通路にゆとりがあると嬉しかったんですが、そうもいかなかったんだろうな~。

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