このところ映画鑑賞のペースがだいぶ遅くなってましたが、先週からこっち、かなりペースが上がってます。来月からしばらく、平日は動けなくなるので、今月中に観たいものはなるべく押さえようとしているのです。とりあえず、だいぶクリアできてます。
中でもマストだった今日の作品を後回しにはしたくなかったし、今週はこのあと、土曜日に観る作品は決まっているので、必然的に今日を選ぶことになったわけです……ハシゴすればいいんだが、それはそれでくたびれるしね。
赴いたのはTOHOシネマズ上野。今月2回目。しかもスクリーンも座席も一緒だったりする。だって、私好みの席が空いてたから。
鑑賞したのは、プリキュア劇場版の2026年度最新作、すべてのものを使えなくする“ダメダメ”に悩まされる少女を救うために名探偵プリキュアが謎に挑む『名探偵プリキュア! 不思議な庭と2人の秘密』(東映配給)。
なにせシリーズとしての題材が“名探偵”ですから、本来そっちの人間である私は、ミステリ的な趣向にも期待せざるを得ない――が、その意味ではちと残念でした。
ちゃんと事件、依頼、謎解き、という段階は踏んでますし、多少は手がかりも仕込まれてますけど、謎解きと言えるほどのカタルシスは乏しい。テレビシリーズでときどき描かれるちょっとしたフーダニットがあるだけでも良かったんだが。
あと、最近の劇場版のスタイルである、先行するプリキュアたちが補助的に登場する趣向が、ほぼ説明なしで盛り込まれてるのも残念。特にこのシリーズが“謎解き”を重視していただけに、旧作の主人公たちか絡む動機づけも、少しは欲しいの。少しでいいから。
しかしそれを除けば、劇場版プリキュアとしての満足度はかなり高い。
ちゃんとキャラクターとしての個性、設定は物語を動かすトリガーとなっていて、派手な事態の中で挫折と克服を表現してる。登場した成り行きが曖昧だったけれど、先輩プリキュアたちが困難に対峙して投げる言葉が、彼女たちだからこその表現になってるのも快いです。このラスボスに必要なのは本当に『キミとアイドルプリキュア♪』と『わんだふるぷりきゅあ!』だよ。出てきてくれてよかったよ。
何より、この物語の背景にあるのが、たぶん誰しも無茶苦茶共感の出来る感覚なので、想像していたより遥かにグッときます。本篇の派手だけど、しかしささやかな“達成”がラストに掲げられているので、余韻の清々しさが素晴らしい。
あと個人的には、絵のタッチがテレビシリーズと比較して、大きく違う印象がないのも好感が持てます。劇場版は基本、テレビシリーズと併走して製作されているせいなのか、アニメ版と線の雰囲気が違ったり、キャラクターの細かな描写に違和感が生じてたりしがちなのですが、今回、私の観ている範囲ではそれが皆無でした。
お約束のトゥーンレンダリングによるエンディングのダンスもしっかり盛り込まれていて、作りとしてはここ数年の基本を押さえているだけ、とも言えますけど、だからこそ納得のいく出来映え。今年も良かった……と言いつつ、やっぱりミステリの味はもっと欲しかったなぁ……。
鑑賞後は例によって外食、なのですが、本日は何故かここから電車に乗って神田に移動、そして日本橋ふくしま館へ。
何故ならイートインに、ここでの私のいちばんのお気に入り老麺まるやが今日から入っているのです。先月はイートイン設備の改修でお目にかかれなかったので、他で食事をするつもりはありませんでした。何なら、映画も久々に日本橋で観るつもりで、予定表にはそう書いてあったものの、いざ時間割が発表されたら、初回は朝早すぎ、2回目はお昼が遅くなる危険がある。結局、上野で9時半開始の回を観て、それから移動するのが、時間的にはいちばん適当だったのです。徒歩で移動すると、お昼休みにぶつかってしまうので、電車を使うのもやむなし。
同様に待っていた人が多いのか、11時20分と、イートインのオープンから20分ぐらいのタイミングで到着したのに、券売機前に列が出来ている。6人くらいですが、恐らくはオープン直後に入店した人がまだ食事しているので、ちょうど列が進まなくなっている。たぶん、入店までに10分、食事までに更に10分はかかったのではなかろうか。
しかしそれでも充分に時間は早いので、品切れになったら打ち切られるチャーシューメンを無事に確保、2ヶ月ぶりに堪能したうえ、今日はお土産も販売していたので、満足でございます……次回の出店を確認するの忘れたけど、後日、ふくしま館の公式サイトで発表されるだろうし。



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