どうか、この男を嘲笑ってくれ。

 今日もふたたび映画鑑賞とラー1グランプリです。故に行き先は今回も新宿。
 開映は10時50分、ですがちょうどプリンター用紙が尽きてしまったので、その先に買い出しを済ませるべく早めに出発。
 お腹の不調で寄り道を余儀なくされて、TOHOシネマズ新宿のスクリーン10の座席に着いたのは、TOHOシネマズのインフォメーション映像の最後、福本莉子が最後の台詞を言い終わるのとおんなじタイミングでした……一昨日と同じIMAXスクリーンなので、かかる予告篇はほぼ一緒ですから、このタイミングに間に合わなくても別に良かったんですけどね。
 鑑賞したのはトム・クルーズ主演、『バードマン』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、というちょっと意外なコラボによる新作、無軌道な石油採掘によって危機に瀕した世界を舞台にしたブラックコメディ『DIGGER/ディガー(字幕・IMAX with Laser』(東和ピクチャーズ×東宝配給)。
 トム・クルーズ作品なので急がなくても観られるとは思う。けど、世評とかを考慮すると、上映館、上映時間の減少は早そうな予感がします。ラージフォーマットに至っては、すぐに別の作品に取って代わられそうなので、この連休の2本目に選びました。
 ……わざわざラージフォーマットでなくてもよかった、と思わなくもない。映像音響ともに趣向が凝らされてて迫力はありましたが、そこが肝、というわけではないんだよな。
 宣伝からもいまいち内容が解りにくい作品でしたが、それでもぼんやり予測していたのとも、また違う作品でした。ただし、あんまり説明すべきではない、とも思う。実際に観て、この展開から何を受け取るか、まで含めて、本篇の見どころです。
 間違いなく言えるのは、予め予想していた通り、トム・クルーズの映画、と聞いて多くの人が期待する内容ではなく、しっくり来る作品でもない、ということ。よく解らなかった、というくらいならまだしも、面白くなかった、という人も、最悪、という人がいても当然だと思う。
 ただ、A・G・イニャリトゥ監督の作品としては納得のいく内容です。恐らくトム・クルーズは、この内容に理解を示したからこそ、製作と主演を兼ねて拘わったのでしょう。
 これは災害にまつわる映画であり、人間の愚かさについての映画であり、誰にとっても他人事ではない。多くの人が抱える根本的な矛盾や、横たわる課題を容赦なく、過剰に突きつけるから、反応や評価に幅が出る。だからたぶんこの作品は、作り手の狙い通りに完成されている。そういう意味では評価されていいと思う――好き嫌いは別として。ちなみに私は好き。

 鑑賞後は10日と同じく大久保病院にて開催中のラー1GPへ。今回も食べ比べサイズで2杯いただいてきました。詳しくは後日、またそれぞれ別々に言及したいと思います――まだ10日の2杯目についてアップしてませんが、既に下書きは出来てます。

TOHOシネマズ新宿、ロビーに向かうエスカレーター手前に掲示された『DIGGER/ディガー』ポスター。
TOHOシネマズ新宿、ロビーに向かうエスカレーター手前に掲示された『DIGGER/ディガー』ポスター。

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