多忙の隙に日本ラーメン大百科、2杯目はほぼ伊勢海老。

 昨日に続いて、本日も多忙です。透析の医材搬入の日付が月1回固定された日になり、その初めての搬入があったのに加えて、普段はそんなにしないことをまとめてやらねばならなかったので、まあ時間がかかる。ひととおり片づいたところで、せめてもの気分転換に、とバイクでお出かけし、今年2度目の大つけ麺博 presents 日本ラーメン大百科を訪れました。

麺家獅子丸&麦の道すぐれの伊勢海老濃厚味噌らぁめん、トッピングは贅沢特盛。
麺家獅子丸&麦の道すぐれの伊勢海老濃厚味噌らぁめん、トッピングは贅沢特盛。

 実は今日ははじめから狙っているものがあった。麺家獅子丸と麦の道すぐれという、いずれも愛知県のお店がコラボして提供する、伊勢海老濃厚味噌らぁめんです。基本、味噌ラーメンは大好きで、しかも私は未だ四代目けいすけの伊勢海老つけ麺の味を追い求めている。伊勢海老使ってりゃどこでも、とは言いませんが、ひとまずチェックはしてしまう。ここは特に、“濃厚”と銘打つほどだし、コラボゆえに他で食べる機会がなさそうなのは重要。出店期間のうち、唯一都合がつきそうな今日、このためだけに出かけるつもりでいたのです。まさか、出かける前に諸々手間取り、到着するのがちょうど昼飯時になるとは思ってませんでしたが。
 混んでいたら別のところにするのも考えましたが、幸いに、並んではいるけれど、10分もすれば受け取れそうな印象。実際にはそこまでもかかっていないかも。
 というわけで日本ラーメン大百科での2杯目は伊勢海老濃厚味噌らぁめん、トッピングは肩ロースチャーシュー2枚と、通常では半分に切ったものだけ提供される味玉の残り半分を追加する贅沢特盛。実はこの上に、1500円払って伊勢海老がどーんと乗っかる更に贅沢なトッピングもありましたが、さすがにそこまでは望んでなかったので。
 トッピングなしでも、前述した半玉に薄切りだけどチャーシュー3枚が乗っているので、なかなかの贅沢感。青みはネギではなく、水菜で補っています。
 まずスープをひとくち啜ると――壮絶なまでに伊勢海老味噌。『ゆるキャン△』の、口にした瞬間に頭が海老になる描写が脳裏をよぎるほどの海老。本当にそのまんま啜っている気分です。この時点で、個人的には理想に近い。
 麺は中太のストレート。このイベントはどうしても提供されてから実際に口に入れるまでに時間がかかってしまうので、心なしかお店側の意図より柔らかくなったのでは、という気はしますが、適度な歯応えがあって良し。個人的に、味噌には縮れ麺のほうが合う気はしてますが、この濃厚さの場合、あんまりスープが絡みすぎるとクドくなってしまうので、丁度いい。
 通常でついている薄切りのチャーシューは、脂が多めでしっとりした食感。濃厚な味噌のスープに溶け込むようですが、トッピングで追加される肩ロースのチャーシューは柔らかくも肉のムチムチ感と風味をしっかり留めていて、食べ応えは強い。追加して正解でした。
 弱点は、イベントで用いる使い捨て容器のサイズには、具が少々多すぎること。折に触れスープを啜りながら食べ進めていると、思いのほか減るのが早い。持病ゆえ、こういうイベント用の容器であってもスープまで飲みきることは滅多にないのですが、久々の濃厚な伊勢海老スープということもあって、思わず最後まで飲みきってしまった。
 満点、とまでは言わないけれど、名前に違わぬ伊勢海老の濃厚さと、豊かな具材のお陰で満足感は強い。なにせコラボという形での出店ですから、ふたたびお目にかかれるメニューではないんですが、もし機会があるならまた食べてみたい……他に、より強い選択肢がなければ、ですが。

麺家獅子丸&麦の道すぐれブース入口に掲示された商品案内。
麺家獅子丸&麦の道すぐれブース入口に掲示された商品案内。

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