地味な悩み。

 夏場になって、汗ばむ時間が増えた結果、地味な悩みが生じております。
 透析の針を抜いたあとの絆創膏が、2時間も保ちません。
 透析の際には、ガーゼや穿刺の際に腕の下に敷く紙のシートなど、清潔を保つために必要なグッズを滅菌消毒してパックにしたキットを用いるのですが、これに入っている絆創膏が汗に滅法弱い。23時頃に透析を終えて、後始末をして部屋に戻ると、いつの間にか剥がれてしまっている。
 基本的に、完全に血が止まるのを確認はしているのですが、針穴からの感染を防ぐためには数時間、塞いでおきたい。さすがに2時間では困るのです。
 きょう、クリニックに連絡し、資材を用意してくれる業者に相談してもらいましたが、どうも他に用意できる絆創膏はないらしい。とりあえず自分で用意するしかないか、と脱力しかけて――不意に思いついた。
 絆創膏を貼った上から、医療用のテープを貼って、腕を一周させりゃいいじゃん。
 こうすれば、末端はテープの上に貼ることになる。他の部分は剥がれても、とりあえず絆創膏の位置はしばらく保持できる。
 現在、実際にこのやり方を試しておりますが、とりあえず何とかなりそうな感じ……ただ、あんまり強く貼ると締め付けすぎになるし、テープの消耗が激しい、という欠点はありますが。業者が汗に強い製品を用意するまで、汗ばむ季節はこれで誤魔化そう……。

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