双麺の味噌らーめんに醤油らーめん、サイドメニューまで。

 1月12日の映画鑑賞のあとの話。

 スタンプカードが間もなく1枚埋まるから、という理由で、今年に入ってから立て続けに錦糸町の双麺に赴いてます。そのために、2ヶ月にいちど足を運べばいい方だった錦糸町に、今年は2週連続で訪れてる。もともとここの極太平打ちつけ麺に惹かれてきたので、だいたい毎回つけ麺を注文していたのですが、来訪の間隔が短いのに、おんなじものばかり注文するのも飽きてしまう。ここのつけ麺は醤油、塩、味噌の3種のつけ汁が用意されているとは言っても、限度があります。なので、たまには趣向を変えてみることにしました。ネタにもなるし。

双麺 錦糸町店の双麺らーめん 味噌、サイドメニューは月見豚とろ飯……もう少し食べちゃってます。
双麺 錦糸町店の双麺らーめん 味噌、サイドメニューは月見豚とろ飯……もう少し食べちゃってます。

 今回注文したのは双麺らーめん 味噌。あと、スタンプカードの特典が使えたので、珍しくサイドメニューの月見豚とろ飯を注文しました……先に提供されたので、もう既にちょこっと食べちゃってますけど。
 月見豚とろ飯はこの店の名物でもあるらしい。たぶんラーメンにも使っているチャーシューを細かく刻んでタマネギとともに炒めてごはんにまぶし、その上に温泉玉子を落としたもの。タレをごはんに追加でかけているか、は解りませんが、掻き混ぜて食べればちょうどいい具合。提供の早さからしても恐らく温泉玉子はあらかじめ仕込んであったものを冷蔵保管しておいて、それで載せたものなのでしょう、ちょっと冷えていて、豚とろとごはんがちょっと冷めてしまうのが惜しい気がします。しかし、濃すぎない豚とろと温泉玉子がちょうど良くごはんと混ざって、サッパリと食べられる。ラーメンのサイドメニューとしては味も分量も合ってます。
 らーめんの味噌は、つけ麺の味噌と同様、かなり辛めの仕上がり。提供時の熱さとも相俟って身体が温まります。
 具材はメンマにチャーシュー1枚と海苔1枚、そしてメンマに、タマネギが少々と三つ葉。これもつけ麺と基本的には似た構成。コクと歯応え、苦みなどのアクセントが程よい。
 麺は、公式ホームページでは縮れ麺と記してあったのですが、見た感じ、中太のストレートくらいと思われます。ホームページ作成後に変更されたのかも知れませんが、或いは縮れ具合が目立たないのか。いずれにせよ、かなり味の強いスープに負けない弾力と風味があって、ちゃんと美味しい。
 麺自体は私の好みと違うものの、味のバランスがよく、つけ麺と方向性が一致しているので、気に入れば通ってしまう安心感。実際、だからこそ私も、間隔が開きつつけっこうな回数通っているわけで。

 ちなみに双麺らーめん、お店側でお薦めしているのは醤油のほう。クセで味噌ばかり注文してましたが、この3日後の再訪でようやく初めて注文しました。
 具材は味噌とまったく一緒です。スープの中に刻んだタマネギが浸かっているのも一緒。
 ただ、スープはかなり特徴的です。“醤油”という単語から想像するよりも遥かに煮干しの風味が強く、少し粒子のようなものを感じる濃度。公式ホームページでも煮干しを使用していることを強調していたので、私は驚きませんでしたが、何も知らずに注文したら驚くかも。
 しかし風味の濃厚さ、ガツンとした味わいに反し、余韻はけっこう優しい。とてもするすると食べられます。スープの濃度が高いので、公式サイトでは縮れ麺と銘打ちつつ、そこまで縮れた感じのないここの麺は、こちらには合っている。
 如何せん、トッピングなどを加えないと彩りが乏しいので、もっと華やかにしたい、とかボリュームが欲しい、と思うならば追加トッピングや大盛りの指定は必須です。私は注文したことはないのですが、彩りが欲しければ潔く“謹製”のつく、トッピング盛り盛りの方を選ぶべきだと思います……私もたまには頼むかなぁ。

双麺 錦糸町店の双麺らーめん 醤油。
双麺 錦糸町店の双麺らーめん 醤油。

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