『BLOOD+』episode-19 折れたココロ

 デヴィッドたちと別行動を続ける小夜たち。そんな小夜に、リーゼに成り代わった者が、言葉で揺さぶりをかけ始める……

 ようやく数話前の伏線が動きはじめました……と思ったらなんか簡単に種明かししてるよっ! もう少し引っ張るとか話を膨らませるとかしようよっ?! ていうかこういう風に翻弄するなら何話も前から少しずつやって、きっかけを作ってへし折らなきゃ駄目だろうがー! 小夜の心の揺れもラストの成り行きもぜんっぜん説得力がありません。

 そもそも偽のリーゼ=エリザベータが使った策というのは、もっと早い段階で小夜が疑問に思っていたものとして提示されていて然るべきもので、作品全体としての伏線を張っておいて初めて功を奏するもの。この数話でいきなりやっても唐突で不自然な印象を齎すだけです。

 スローでもやることはちゃんとやっている、という印象だったのですが、ここしばらくの話運びを見ているとだんだんそれも疑問に思えてきました……ここまで来たら最後まで観ますが、なんか呆れる結果に終わりそうな予感がひしひしと。

コメント

タイトルとURLをコピーしました