『夢使い』第二話 優しい靴音

 入院している娘・春に会いに行くと、謎の迷宮に阻まれてしまう、というトラブルについての依頼を受けた塔子――だが、風邪で熱が出た、といってあっさり引き返し、代わりに妹・燐子とともに橘一を送りこむ。この男、手に負えないロリコンだが、それ故に女の子の扱いには長けている。首尾良く春の病室まで辿り着いた橘に、彼女は心を開くが……

 前回同様、部分的に崩れはしますが全般として独特の色気のある作画はけっこう好感触。しかし間違いなくロング・ショットで顔のデッサンが崩れることが多く、ここまで欠点がはっきりしているならもーちょっとなんとかフォローして欲しい気がする。

 内容的には、ほぼ橘一の顔見せのためという趣でした。夢の理由がかなり早い段階で見え見えなので、中盤の流れがちと退屈。主に橘一の危なさを楽しむ回、という感じです。

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