レンタルDVD鑑賞日記その132。

 監督も主演俳優も違う、そのうえ内容的にもまったくリンクしてない、邦題だけ“続”がつけられた、如何にも昔らしい大らかさをそのまんま残した作品。でも妙に評判がいいのでちょっと期待していたのですが、期待の方向が間違っていた……『荒野の用心棒』のような大胆さと繊細さの共存した巧みなプロットが支えるのではなく、ユニークな着想と意外な展開、そして何より棺桶を引きずる凄腕ガンマンの魅力で引っ張る、B級の色香に満ちあふれた作品でした。いま観るとどこもチャチだし掘り下げ不足ですが、あとの映画ファンに多大な影響を与えたことは窺えます。少なくとも、面白いことは確か。

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