レンタルDVD鑑賞日記その230。

 鑑賞したのは2日ぐらい前なんですが、何だかんだで忙しくて感想をアップしてませんでした。『ほん呪』のスタッフが携わるシリーズ第6作。出来映えは、最近のあちらよりも安定している……と言えるんですが、今回はちょっと微妙。どこが微妙かというと、「公表して供養して欲しい」と言っている人物が登場してしまったこと。封印してねーじゃん。他にもあちこち引っかかる部分があって、怖さはあるんですがいまひとつ手放しで褒められない雰囲気。パワーダウンが懸念される『ほん呪』に戻った方がいいんじゃなかろうか。

 こちらは本日鑑賞。今年観逃したのを後悔していた1本です。『エスター』のジャウム・コレット=セラ監督、リーアム・ニーソン主演によるサスペンス・アクション。己の素性を奪われた男が、命の危機に晒されながら謎に立ち向かう。

 非常に面白かった、んですが、観終わった直後はちょっと釈然としない気分が残る。ただ、結末が解ったあとで序盤を観直したり、細かな描写を振り返ると、かなり緻密に考えられたストーリーになっているのが解る。どうも、フィクションにとって避けた方がいい種類の偶然に頼っている感があるのが残念なのですが、非常にハイレベルな仕上がり。サスペンス主体だと思っていたので劇場で観なくてもまあ良かったかな、と思っていましたが、途中のアクションの迫力が素晴らしかったので、映画館で観ておきたかった……とほほ。

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