レンタルDVD鑑賞日記その474。

 出荷の通知があってから思い出したのです。前にこれの第1巻を借りて、「あ、これは駄目だ」とすぐに見切りをつけたことを。その後、観るものがないので、ビデオパスにて配信されていた2巻を借り、「ああ、やっぱり駄目だ」と諦念に襲われたことを。あまりにも呆れすぎてネタにすらしていなかったので、まあいちおう採り上げておきます。

 ……しかしもうこのシリーズはただ“駄目”としか言えないのです。加工した映像を本物と言い張る嘘も、内容が面白ければ付き合うのですが、加工が不出来で映像としても詰まんなかったらまったく救いがない。最初のエピソードで撮影者がいるダムなんか、明らかにロケーションが同じ『コワすぎ! 劇場版』を観てたほうが楽しいわ、と呟いてしまう。

 映像が不出来でも、怪奇ドキュメンタリーとしての工夫があれば観られる内容になる、はずなんですが、そもそもドキュメンタリー部分がない。しかもナレーションの表現がいちいち不自然なので、そっちに引っかかってしまって、怖くもなければ面白くもない。

 調べてみると、昨年6月くらいまでに7巻までリリースされているようですが……その後、リリースの告知が見当たらないことを思うと、発売元からも見限られたのかも……。

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