2017年初MX4Dは西新井で。

 ほんとーは一昨日観る予定だった映画、ちょっとした事情から断念していたのですが、あんまり先送りしていると、すぐあとに控えているものにあっさりと押し出されてしまいそうだったので、色々考えて本日夕方に観てくることにしました。

 自転車を漕いで赴いたのは、TOHOシネマズ西新井。行きつけの蕎麦屋が営業再開したので、今年は昨年よりも足繁く訪れそうな予感はしてますが、しかし今日は夕方からの映画鑑賞なので蕎麦屋は抜き。

 鑑賞したのは、日本のゲームを原作とした映画の中でも格別の成功を収め、第1作から約15年を経て遂に完結を宣言したサヴァイヴァル・アクションシリーズ第6作バイオハザード:ザ・ファイナル(吹替・3D・MX4D)』(Sony Pictures Entertainment配給)。ここまで作を追うごとに新規格に対応してきたシリーズなので、完結篇は是非ともMX4Dで、とは思ってたんですが、ここで吹替版を選んだのは……単なる私のミスです。西新井では昨年末からMX4Dを導入しているのですが、客層を考慮してか、基本的に吹替版が多い、というのは察してたんですけど、急遽観ることにしたせいですっきり失念してました……。

 しかし、これに限っては悪い選択ではなかった。字幕を追わなくていいので、映像自体に集中出来、そのぶん場内の特殊効果がしっかり効いていた気がします。

 そして肝心の内容ですが――個人的にはシリーズのベストだと思う。久々にがっつりとゾンビ映画っぽさが出てますし、その一方でシリーズの始まりに回帰し、隠されていた謎を解き明かしてカタルシスも明確に演出されている。ちょっとカット割りが多すぎるのが気になりましたが、アクションもかなりの激しさとインパクトで満足感は高い。これがMX4Dの特殊効果ともしっかりハマっていて、充実の約100分でした。

 ちなみに、21日くらいからTOHOシネマズでは『ルパン三世 カリオストロの城』のMX4D版を上映予定のため、『バイオ〜』はその辺で押しのけられる可能性があります。ポール・W・S・アンダーソン監督渾身のギミックを楽しみたい方は、お早めに映画館に駆けつけることをお勧めします。

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