3度目の睡魔との戦い。

 プログラム切替直後の火曜日は、午前十時の映画祭11を観に行く日……にしてるんですが、実はこれも8月以降、従来の月曜日に戻す可能性があります。が、それはまあ、先の話。今月中はまだ月曜日は動きづらいので、火曜日のローテーションを継続します。

 ほんとーは徹夜のあとに観てはいけない作品だ、と重々承知してますが、作業が大詰めだったので致し方ない。その代わり、とりあえず心残りのないところまできっちり片づけたので、気分的にはスッキリしている。眠気はヤバいが。
 ギリギリまで眠ればいいものを、こういうときに限って、早く目が覚めてしまう。iPhoneにセットしてある目覚ましよりも早く起床し、余裕を持って準備する。
 ……出かけようとしたその瞬間、開映時刻を20分遅く捉えていたことに気づいた。
 ただ幸いだったのは、今回の作品はきょう初見ではない、ということ。焦ってもしょうがないので、遅刻する覚悟で出発……それでも、いつもより運賃のかかるルートを選んで、僅かでも移動時間の短縮を図ってみる。何度目の鑑賞だろうと、頭から観るに越したことはない。辛うじて、上映開始時間には間に合いました。
 いつも通り、TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞した、午前十時の映画祭11今コマの作品は、鬼才スタンリー・キューブリックが遺したSF映画の金字塔、人類の誕生から壮大な視点で描き出した2001年宇宙の旅』(MGM初公開時配給)
 ……まあ案の定、ラスト30分で意識、飛びましたよ。無理ですよ寝不足では。ラストどころか、月面に行くくだりでもキツかったよ!
 しかし、やっぱりスゴい作品だ、とは思う。この時代に、今でも通用するレベルで宇宙空間、開発技術を表現してる。どうやって撮ったのかしばらく考えてしまう宇宙空間のヴィジョン、想像しうる静謐さを再現しながらそのなかで描かれる真に迫ったサスペンス。イメージ映像かい、とツッコみたくなるようなラスト30分のヴィジュアルだって、1968年の作品と考えると攻めてるし、よくこれだけ多彩なイメージを展開したものだと思います。今後もきっと、「終盤ワケ解らん」と言われながらも、鑑賞されていく作品なのでしょう。
 ……それにしてもこの作品をわざわざ映画館まで観に来る客はよく調教されてます。エンドロールのあと、真っ暗のまま音楽が続くのですが、ほとんど誰も席を立たないでやんの。たぶんみんな知ってるんだろうし、ならば却って立ちそうなものですが、見ていた範囲では2、3人くらいしか出て行かなかった。

TOHOシネマズ日本橋、スクリーン7入口脇に掲示された『2001年宇宙の旅』紹介記事と、インターミッションって出るけど休憩は入りませんよー、という告知。
TOHOシネマズ日本橋、スクリーン7入口脇に掲示された『2001年宇宙の旅』紹介記事と、インターミッションって出るけど休憩は入りませんよー、という告知。

 きょうもゲリラ豪雨の予報が出ていたため、電車利用を覚悟していたのに、いざ出かけてみると、またしてもまったく降られずじまい。映画館を出たときには、界隈に薄日が差してるくらいでした。
 昼食は、またしても福島県のアンテナショップのイートインへ。現在入っているお店は老麺まるやです……ここのを食べるのは3回目。なにせ、私の感覚ではほぼ理想に近い喜多方ラーメンで、しかも値段がリーズナブルなものだから、このお店が出ていると惹き寄せられてしまいます。

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