『ARIA The ANIMATION』第四話 その 届かない手紙は…

 日記や感想書きの準備に手間取りつつも、なんとかリアルタイムで鑑賞できたのでちゃんと感想を書こう。他のアニメよりも安心して観てられるし〜。

 原作ファンとは言い条、そう常に読み返しているわけではないのでやや心許ないのですが、今回のエピソードはアニメ独自のものと思われます。練習中に迷い込んだ場所で女の子に手紙を託された灯里が、今は存在しないその住所を訪ねて、空飛ぶ宅配便屋のウッディーに自分ごと配達してもらうという話。

 ネオ・ヴェネツィアのみならず、火星開拓という原作ではあまり踏み込まない領域にまで足を進めた話ですが、記憶通りオリジナルなら大したものだと思います。まったく原作の空気を損ねていない。にわかに紛れ込んでくるファンタジーと郷愁的な要素を、美麗な作画で完璧に活かしています。強いて文句をつけるなら、何故手紙を託す相手が灯里でなければいけなかったか、を誰も説明していない点ですが、これはちょっと考えれば解ることなので、尺を思えば省略されても仕方のないところでしょう。

 あまりに文句の付け所がないので却って感想として書くことが思いつきません。前回で仲良くなったアリスの出番が藍華もろとも僅かしかなかったのが今回不満といえば不満ですが、そのぶん来週は大放出っぽいので問題なし。

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