レンタルDVD鑑賞日記その37。

 こちらは昨日鑑賞。ココの親友・ナッツ復活の第7話から、プリキュアの正体がばれそうになる第9話まで。

 ナッツの復活で、5人の溜まり場となるナッツハウスも登場し、よーやく慣れていた雰囲気に近づいてきました。周囲にバレるのを怖れる部分を描くためにも、ナッツハウスの登場はもーすこしあとでも良かったんじゃ、といまさら感じましたが、しかしこの構成のお陰で5人の和気藹々としたやり取りが心置きなく描けるようにもなっているので、これはこれでいいのかやっぱり。

 ちなみにこの3巻収録のエピソードでは、初登場時点から相性悪いんじゃないかと思っていたりんとかれんの確執を描いた第8話がお気に入り。しかし……このメンバーってこまち以外大食いばっかりじゃねーか。

 遂にシーズン1完結まで辿り着きました。遂に“冷凍庫キラー”の正体をデクスターも、捜査陣も察知した第11話『真相』、そしてデクスターと“冷凍庫キラー”、ひいてはデクスター自身の過去との対決を描いた第12話『自由に生まれた』の2篇。

 とにかく過程はひたすら楽しみ、前巻の神憑りな語り口に感激すらしたので、どう締めくくるのかワクワクしていたのですが……ちょっと拍子抜け。とても周到に準備していたように見せかけていたわりには、“冷凍庫キラー”の最後の行動は全般に軽率ですし、警察内部の言動も雑さが目立つ。そして中心たるデクスターも、“冷凍庫キラー”に少し惑わされすぎという気がします。義父・ハリーが何故デクスターが過去を調べても真実に行き当たらないよう配慮していたのか、考えてみれば明白なんですが、そこにろくすっぽ踏み込んでいないし、ここまでに顕わになったデクスターの感情についてもあまり言及がないのが引っ掛かります。

 好評を受けてシーズン2が製作されるのがもう決まっていたからなのか、敢えて次に持ち越したと思える描写が多すぎて、どーにも消化不良。2は2で新たに仕切り直す、と割り切って、“冷凍庫キラー”という特異な犯罪者を巡る部分ぐらいはもっと綺麗に決着させて欲しかったところです。

 このあと諸々どーなったのか気になるので、時間を置いてシーズン2も鑑賞してみようかと思いますが……ちょっと不安。

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