午前十時の映画祭ファイナル……の、のち激風邪。[午前十時の映画祭(101)]

 今週ばかりは、本当の最終日である金曜に赴こうか、とも一瞬考えたのです。しかし、天気予報によると週末は崩れそうだし、また帰りに済ませておきたい用事もあったので、途中から“午前十時の映画祭の日”に半ば定めていた月曜日に訪れることに。

 いつも通り、TOHOシネマズ六本木ヒルズへ。うどん屋に来たいので、来週以降もなるべく意識して観に来るつもりではいますが、毎週のように通うことはない。既に慣れた道も、ちょっと感慨深く辿りました。

 結果的に午前十時の映画祭、六本木での最後の1本となった作品は、ロバート・デ・ニーロを中心にヴェトナム戦争で地獄を見た青年たちの姿を綴ったディア・ハンター』(ユナイト映画配給)。先週に続きデ・ニーロ、そして3時間超という、最後で何故か重量級続き。

 なんとなくそんな気はしていましたが、ちょっとダラダラしすぎの嫌いはある。出征前のくだりなんか、半分にしても良かったのではなかろうか。しかし、ヴェトナムの地獄絵図、そしてその影響により若者たちが人生を狂わせるさまが実に痛い。伝説的なロシアン・ルーレットの場面もさることながら、個人的にはあのラスト・シーンが秀逸だと思う。ラストにしては重々しすぎますが、映画ならではのインパクトのある名品でした。……このあと監督は『天国の門』で一時はギネスブックに載るほどの大赤字を計上して干されてしまってますけど。

 鑑賞後はいつも通りうどん屋へ。昼食を摂ったあと、またしても東京ミッドタウンKONAMI STYLEへ。本当にピンズを買いに来ました……なんとなく揃える気もあるのですが、それに加え、ウエストバッグにでもひとつ着けようかしら、と思ったのです。ソフトの特典で貰ったのが何だったのかチェックするのを忘れてましたが、重複していたらそれを着ければいいや、と好みで4つほど購入。帰宅後、ひとつだけ、間違えて買ってしまったことに気づきましたが、まあ仕方ない。幸か不幸か重複は一切ありませんでした。

 更に銀座の伊東屋に寄り、必要なものを買ってから帰宅。寄り道をしすぎたせいで家に着く時間がだいぶ遅くなり、習慣である昼寝を取りやめたのですが――それが悪かったのか、単純に寒いなか出歩きすぎて病原を貰ってしまったのか、覿面に風邪を引いてしまいました。

 このあとのことは、翌日付の項に回します……。

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