今作からはウォシャウスキー“姉弟”なのです。

 きのう観に行ったばっかりですが、本日も観たい作品の封切り日につき、朝からお出かけ。実のところ、本日付で1本、気になっていた作品が最終回を迎えるため、可能ならそれとハシゴしたかったのですが、封切りのほうの尺が3時間近くあって、ハシゴしたりすると食事を摂るタイミングもなければ、他のことをする余裕もなくなりそうなので、悩んだ結果、終わりかけの作品は諦めることに。正直、いまはより優先度の高い作品を追うのが精一杯なのでしょーがありません。

 向かったのは、約1ヶ月ぶりのTOHOシネマズ六本木ヒルズ。多忙に加え、基本的にここでかかっている作品は銀座地区や西新井でフォローできてしまうので、イベントがないと訪れない、というのは想像していたとおり。まあ、来月から“新・午前十時の映画祭”が始まるので、週に2回は訪れることになるはずなんですが。

 鑑賞したのは、『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟、もとい、姉妹と『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァが組み、6つの時間軸の物語を、それぞれの俳優が複数の役柄を兼ね、並行して綴ることで描き出す、壮大なSF叙事詩クラウド アトラス』(Warner Bros.配給)

 すごくざっくり説明すると、ストーリー自体は明白な『ツリー・オブ・ライフ』。それぞれの物語が解りやすい分、リンクを自分から解きほぐすことをしないと、ただの訳の解らない話でしょう。でも、細かなモチーフの繋がりや配役をもとに考察を重ねていくほどに、どんどん膨らみを増していくのを感じる。むしろ個々のエピソードがシンプルであるからこそ奥行きを実感できる、本当にディープなSF作品でした。3時間は長い、とは言い条、あまり気になりません。

 鑑賞後はまっすぐ帰宅。ひと休みして、夕食を摂ってから、本日終了作品のレイトショーを押さえてこようかしら、とも思いましたが、明日も用事がありますし、宿題をためこむと作業にも支障を来すので、やっぱり諦めることにしました。DVDが出たら借りるか、余裕があれば買うとしようかしら。

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