幽霊もバスターズもニューヨークに戻ってきた。

 既に次の作業の資料は届いてますが、心身ともに余裕のあるうちに、観ておきたかった映画はなるべくフォローしておきたい。本日も映画鑑賞です。
 行き先はTOHOシネマズ錦糸町 楽天地。出かけるときは雨は降っていなかった、しかし天気予報も実際の陽気も、いつ降りだしても不思議ではない印象。ここはバイクで訪ねるのにちょうどいいのですが、大事を取って公共交通機関を使いました。
 鑑賞したのは、2年前に奇跡の復活を遂げたシリーズの最新作、ふたたびニューヨークを拠点に活動を再開したチームが、家族問題のついでに世界を凍らせる邪神と対決するゴーストバスターズ/フローズン・サマー(字幕)』(Sony Pictures Entertainment配給)前作同様ラージ・フォーマットで観たい気持ちもありましたが、スケジュールを組むのが厄介なので、上映時間と劇場の場所を優先で選びました。
 前作は序盤がジュヴナイル、後半は往年の魅了を蘇らせたアクション・コメディでした。今回はそれを踏襲しつつ、全体を緩やかに馴染ませている感じ。
 しかし何が嬉しいって、舞台がニューヨークに戻ったことです。お馴染みの図書館があり、因縁の市長も登場して、ああやっぱりこうでなくちゃ、という昂揚感と楽しさが横溢してます。
 往年の娯楽映画に色濃かった安易さ、強引さも前作より強まった印象ながら、しかし本篇は恐らくそれも狙ってやっている。そのライトな親しみやすさこそ、このシリーズが人気を博した一因だったのですから、間違ってない。
 存命のメンバーはほぼ勢揃いするサービスも粋な娯楽大作。ソニーが大事なIPであることを認識し、ロゴにあのマークまで掲げた製作会社まで立ち上げられたらしいことから推測するに、たぶん次もある。興行収入も既に基準をクリアしているので、続編の可能性は充分あるでしょう……ただ、それ以降については、次こそ正念場かも知れない。本篇まではギリギリ、創造主であるアイヴァン・ライトマンの意見が反映されていたようですが、次回作があればそれはほぼ次世代の仕事。どこまでシリーズのらしさと現代性のバランスを保てるか。

 実はきょうは、鑑賞後の食事の方が本当の目的とも言える。錦糸町駅近くににある双麺にて、いっぱいになったスタンプカードを使用し、プラチナ双麺らーめんをいただいてきました。
 なにせ、スタンプカードの特典としてしか提供していないため、仕込みの時間が余計にかかるため、余裕をもって来店して欲しい、と言われていた。解っていて待つのはあんまり苦にならない性格ですが、しかし忙しい中にそんな手間を割かせるのが心苦しいので、お昼時よりちょっと早めのタイミングで訪れたかったのです。多忙もあってなかなか機会が見出せず、だから今回は待望の訪問だったのです。
 が、それでもちょっと遅かったようで、待っているあいだにもどんどんお客が詰めかけてくる。私のあとから注文したお客さんの料理が先に提供されていく……当然だと思ってるから、私自身は構わないのですが、この状況に少々胸が痛む。
 まあ、そんなこんなありつつ、無事に限定らーめんを堪能出来ました。ここはそもそも特徴的なつけ麺がお気に入りで、けっこう前から錦糸町に立ち寄るときの選択肢として上位に入れているのですが、店員の方の感じもいいので、今後も立ち寄るつもりです。ただ、スタンプカード2枚目コンプリートの特典は、ボリュームがありすぎるので、普通のらーめんを注文すると思う。詳しくは後日書きますが、1キロ以上あるらしいのよね……。

 ちなみに、帰りの天気は薄曇り。バイクに乗ってこなかったのは別に構わないとしても、手持ち傘は要らなかった。ただの杖代わりでした。

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