怖い痛い怖いあれうわなにこれ。

 相変わらず、映画館のスケジュールとなかなか組み合いません。色々と考慮した結果、本日は久々にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場まで足を伸ばすことに。
 電車でも行けないことはないけれど、ここはどう考えてもバイクで行くのが一番楽です。乾燥を招く冬の晴れ空も、その点で私には有難い。
 ……しかし、どうやら世間は年末へと突入しつつあるようです。明らかに、道に慣れてない車、動きが読めない車が増えてる。だいぶ惑わされ、映画館への到着が思いのほかギリギリになりました。
 鑑賞したのは、ジェームズ・ワン監督久々のオリジナル・ホラー、実際に起きる殺人を幻覚に見る女性の恐怖と、壮絶な戦いを描いたマリグナント 狂暴な悪夢』(Warner Bros.配給)
 ネットでの評判からわりと期待はしてましたが、想像以上に凄いぞこのカタルシス。ダリオ・アルジェントなどが好んで撮った、いわゆるジャッロの表現を踏襲しながら、超常現象的な要素を交えて観客を惑乱させる。凄惨な殺人シーンのショックと、様々なカメラアングルを駆使した巧妙なホラー演出のなかに細かな伏線をちりばめていき、それがラスト30分で爆発する――この終盤がたまらなくエキサイティング。ある程度まで趣向は読めてたんですが、この見せ方と展開は予想してなかった。R18+のレーティングが頷けるほど残虐な描写なのに、いっそ爽快感しかない。そして、設定的な必然性に満ちた決着も秀逸。
 なにせ描写も趣向も極端で、好き嫌いも壮絶に分かれそうですが、私はこういうの大好きです。たまにあるのだ、こういう観てて楽しすぎるホラーが。何ならもういっかい観たい、マジで。

 アクアシティお台場で食事を摂るときは、ほぼほぼラーメン国技館 舞に行くことに決めてます。なかでもいちばん足を運んでるのが頑者 NEXT LEVEL。しかし、ブログで“ramen”のタグを用意してからはまだいちども来ていない。後日ネタにすることも考えて、きょうもここで食べてきました。
 食事を済ませるとまっすぐ帰宅……っていうか、迂闊なところに寄ろうとすると、駐めるところがなくて往生するのよね。

コメント

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