過酷すぎる選択。

 ほんとにいま、観たい映画がだいぶ溜まってます。そもそもぜんぶフォローするのは困難、と諦めてはいても、やっぱり出来るだけ押さえたい。とりわけ今週は、私が好きなタイプの映画が幾つか封切られていて(一昨日の『サーチ』もそうだ)、この辺は特に後悔が強くなりそう。なので、スケジュールをよく見比べて調整、今日はもうこれしかない、というのを観に行くことに。
 訪れたのはTOHOシネマズ日本橋、鑑賞したのはM・ナイト・シャマラン監督最新作、突然の訪問者によって選択を迫られる家族を描くサスペンスノック 終末の訪問者』(東宝東和配給)。出来はどうあれ、シャマランは観ておくのだ。
 ……しかし思いのほか説明に悩む内容でありました。
 私自身の感想を問われれば、「面白かった」と言い切れる。しかし、では遠慮なく人に勧められるか、と問われると「……うーん」なのです。。
 たぶん、シャマラン監督は年齢を重ね商業的失敗を経て、本来やりたかったことをより高いレベルで表現出来るようになったのでしょう。それゆえ、本質的には同じことをしているんですが、表現としてドラマとして良くなっている。原作ありになったこともこのクオリティの向上にひと役買っている。既にブラック・リスト(映画化されていない優秀な脚本)に加わるほどの下地があって、そこにシャマランが手を加える、というプロセスを採ったことも奏功しているのかも。
 全篇に漲る異様なスリルと衝撃、複雑な余韻を残すラスト。それらが実に的確な配置の為されたキャストによって巧みに演じられ、説得力を生み出している。どうやらシャマランは完全に新たなステージに入ったようです。

 上映開始が早く、なおかつ上映時間も1時間41分と、最近としてはコンパクトなので、映画館を出るのも早い。途中、書店に寄り道しても昼食時には家に着くので、きょうはふくしま館にもラーメン店にも寄らず。そのぶん、予定してなかった本も買っちゃいましたが。

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