久々の外出→『ケータイ刑事 THE MOVIE』初日舞台挨拶→怪談を語る会(のはずがぷち映画鑑賞会)

 月曜日に本を買いに出かけ、風邪を悪化させて以来の外出――だというのに舞台挨拶つきの映画鑑賞、しかもそのあとにまた予定を設けていた。私は馬鹿か。

 舞台挨拶は今年冒頭の『輪廻』のときと同様、初回ではなく2回目終了の回が最初で、以後3回立て続けに行われるという大盤振る舞い。初回に行われないのは――どうやらまさに『輪廻』と同じ理由だったらしい、と気づいたのはだいぶあとのこと。

 久々のお出かけでもあるので、かなり早めに現地入りして軽くお買い物。いつもならジュンク堂に立ち寄るところですが、ちょっと距離的にしんどい気がしたので、訪れる劇場のあるサンシャイン通りを軸に考えて、アニメイトで買い物を済ませてみました。ここはたまーに一般書に類するものがひょっこり見つかったりするのですが、本日も綾辻行人『最後の記憶』新書判を発見したので確保。道を戻り、ファーストフードで早めの昼食を摂ったあとで劇場入り。

 劇場は池袋シネマサンシャイン、私としては初めて入る、二階席のある5番館での上映でしたが、階段経由で移動すると、何故か長蛇の列がスクリーンのある5F付近まで続いている。どうやら舞台挨拶を立ち見で鑑賞するのを待っている列のようで、インターネット予約にて指定席を確保している私は並ばなくても大丈夫……かと思ったら、指定席券を持っている人間は上に続く階段に並ばされていただけだった。スクリーンとしてはいちばん上にあたる6番館のホールまで列は続いていてどうするんだ、と他人事ながらヒヤヒヤしましたが、間もなく列は動きだし、無事に劇場入りできました。

 さて肝心の作品は、BS-iを中心に放送され、都合四代目まで登場している人気TVドラマシリーズ初の映画化ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状』(エム・エフボックス・配給)。オリジナルであるTVドラマ版を一回たりとも鑑賞していないのに映画を観る気になったのはああそうさ目当ては堀北真希さ。案の定というか、ミステリ・ドラマというより安手の推理クイズ程度の出来で演出もゆるゆるでしたが、細かなお遊びや無理を百も承知のトリックやギャグが独特の世界を醸してますし、それなりに見せ場もあったので良しとしよう。何より堀北真希が可愛かったし。詳しい感想は、本日は書く時間がなかったので、明日以降このへんにアップいたします。

 そして目当ての舞台挨拶、登壇したのは主演である黒川芽以堀北真希夏帆と監督の佐々木浩久。いちおう姉妹としてシリーズを引き継ぎながらちゃんと顔を合わせたのはこの作品が初めて、ということで、その辺に焦点を絞った話になってました。謎解きの出来にはミステリ者として多々文句をつけたいところですが、彼女たちの楽しそうな様子を眺めている限り、アイドル映画としてはわりとツボを押さえているんだよな、と確認。佐々木監督は「どーせ自分はついでですから」と終始拗ねてました。

 帰宅後、一眠りしたあと、夕方から自宅にお客を招いて何故かDVDを鑑賞する。当初は、新耳袋ライブなどで顔馴染みの皆さんを集めて怪談について語らう集まりを久々に催すつもりで調整していたのですが、なかなか連絡がつかず、気づいてみれば設定した今日に来られたのは作家のKさんとバイト時代からのお知り合いNさんのお二人だけ。この面子では新しい怪談ネタを仕込めるわけでもないし、じゃー解ってくれそうな人ばかりですから『ノロイ』でも愛でましょうか、ということになり、食事しつつDVDを肴に歓談してました。結果、やはりこの映画は実話怪談や怪奇映像などをある程度知っている人間にとっては非常によくできた作品である、ということを再確認。

 スネコスリのぬいぐるみが観たかった、という理由でNさんに持ってきていただいた『妖怪大戦争』も勢いで2/3ぐらい鑑賞したところで10時を過ぎてしまったので散会。今回は今回で楽しかったのですが、次の機会にはもうちょっとキビキビと調整して人数を集めねば。

 そんなこんなで、『地獄少女』はどうにか観られましたが『BLOOD+』は録画しただけでまだ手つかず、映画感想も一行も書けてません。しかし久々のお出かけに小規模ながら催しもあったためにかなーり疲弊してますので、今夜は早めに休みます。あまり気張ってまた風邪がぶり返しては元も子もない。

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