『ゆるキャン△ SEASON 2 ~磐田・浜松編~』舞台挨拶ライブビューイングつき特別上映会 at ユナイテッド・シネマ豊洲。

 10月以降、日曜夜はずーっとテレビにかじりつく日になってますが、イベントがこの日に来てしまったら、諦めるしかない――まあぜんぶ録画してるので、時間を費やせば追いつくことは出来ますから、そんなに深刻ではないんですが。面倒だけど。

 と言うわけで昨日、夕方からバイクにて出かけたのは、ユナイテッド・シネマ豊洲。
 書いてたかどうか覚えがありませんが、実は『ゆるキャン△』にはけっこうハマっていた。アニメ版第1シーズンの放送開始時点ではチェックしてなかったんですが、あとから配信で鑑賞して、まんまとハマってしまった。ポロロッカにより原作もあっという間に追いつきアニメ化されてないところもしっかり押さえ、あまつさえドラマ版まで1話も漏らさず鑑賞していた。第2シーズンの放映に先駆けて行われた再放送は録画、第2期とまるまるまとめておける準備も進めてるくらい。そんだけ楽しみにしてるのですから、劇場で先行上映をやる、となれば、私としてはどーしたって観逃せない。生での舞台挨拶のチケットは外しましたが、ライブビューイングのほうを何とか押さえられたわけです。
 ……でも、いざ当日が近づいて、劇場のサイトをチェックしたら、どうもぴあの販売分とは別に枠が確保されてたみたいで、前夜の時点ではまだまだ余裕があったみたいですけど。劇場のネット販売なら発券手数料とかが不要でちょっと安上がりだったんですけど。

ユナイテッド・シネマ豊洲のロビーに、イベント終了後展示された『ゆるキャン△ SEASON 2 ~磐田・浜松編~』先行上映会ポスター。
ユナイテッド・シネマ豊洲のロビーに、イベント終了後展示された『ゆるキャン△ SEASON 2 ~磐田・浜松編~』先行上映会ポスター。

 愚痴はさておき、いよいよイベントです。
 移動が既に陽の落ちたあとなので、慎重に走るつもりでだいぶ余裕を取って出かけたのですが――早すぎた。思ってた以上に空いてて、しかも慣れてる道故にやたらとスムーズでした。劇場のロビーでしばしだらだらとうろつき時間を潰す。
 開演後、まずはキャストによる舞台挨拶のライブビューイング。各務原なでしこ役の花守ゆみり、志摩リン役の東山奈央、大垣千明役の原紗友里、犬山あおい役の豊崎愛生、斉藤恵那役の高橋李依、そして今シーズン初登場の土岐綾乃役の黒沢ともよの6名が登壇、けっこうたっぷりとトークを聞かせてくれました。
 如何せん、本篇の上映はこのあとなので、詳しく語れないのが歯がゆそうでしたが、それでも前作から既に3年が経っている時間の早さと、確立されたチームワークへの自信が窺えます。
 各人それぞれに、内容になるべく触れずに見せ場を語っていましたが、印象的なのは相変わらずの“飯テロ”っぷりと、第1話Aパートの人気の高さ。花守・東山両人が「あの前半が大好き」と言うと、他の面々も賛同している様子でした。正直、この時点で早く本篇が観たくてたまらなくなってます私は。
 だいぶん暖まったところで、OP・EDを担当する亜咲花と佐々木恵梨が登場。前作から続投となるふたりが『ゆるキャン△』や新曲への思い入れを語ったあと、肝心の主題歌をそれぞれフルサイズで熱唱。ちなみに佐々木は今回の新曲、この続篇が決まる前にほぼ仕上げていたそうです。素晴らしい。
 ふたたびキャストが壇上に戻ると、ここから告知のコーナー。放送局や前シリーズのBOXセットの宣伝をしたあとで、なんとキティちゃんが登場。私は知らなかったのですが、『ゆるキャン△』ともコラボしてるんだそうです。キティちゃんがキャンプに挑戦する『ハローキティキャン△』が既に第2話まで公開、30日正午より第3話が公開されるんだとか。ニコニコ動画で前2話も含めて公開されてるはずなので、気になる方はご覧ください。
 最後の挨拶が花守ひとりになってしまいましたが、しかしそれだけ盛り沢山のトークでした。

 そして、いよいよ本篇。尺の都合なのかまだ完成してないのか、OP・EDの正式映像はないかたちで、3話立て続けに上映。
 ……ホントに、第1話Aパートが素晴らしかった。
 放送はまだ1ヶ月以上先なので詳しくは述べませんが、ファンならば間違いなく一発で心を鷲づかみにされます。スタッフの作品に対する思い入れの強さ、理解の深さが伝わる素晴らしいパートでした。
 イベントの副題にあるとおり、今回上映されたのはリンのソロキャン磐田編に、成り行きでなでしこの郷里・浜松を訪れるくだりまでを上映。前シリーズを観たあと、ひたすら原作を何度もおさらいしているので、相変わらず完璧な映像の仕上がりがひたすらに心地好い。間の取り方も空気感も、見事に欲しかったものが表現されてる。しかも、アニメ版ならではの脚色も気が利いていて、極めて満足度が高い。
 非常に面白かった……のですが、その代償として、続く第4話がやたらと待ち遠しくなってしまった。コロナ禍で放送が中断した『放課後ていぼう日誌』よろしく、第3話までの記憶を反芻しながらその日を待ち焦がれることになりそう。

 鑑賞後は毎度のごとく、ど・みそで夕食を摂ってから帰宅。帰りもやっぱりスムーズでした……けど、これは曜日とかよりも、再度の営業時間短縮要請の影響が大きいのかも。明らかに人も車も少ない。母に伝えていたより、30分も早く家に着いてしまった。
 遅く帰ることを考慮して、日曜日はお昼のうちにストックしてあった記事をアップして更新を済ませたのですが、想定より早く机の前に戻れてしまったので、日付が変わる前にこの記事はほぼ仕上がってしまったのでした。更新は基本1日1回、と決めてるので、けっきょくアップするのは翌日に回しましたが。

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