日本ラーメン大百科9杯目、実は4回目。

 今月の作業は何だかんだで着手が遅れ、だいぶ進捗が怪しい。
 観たい映画は、とりあえず作業を急がせて何とか回収していくとしても、問題は日本ラーメン大百科です。例年より会期が長かったのに、何だかんだで行けたのはまだ8回。せめてふた桁は到達したい、というわけで、本日は映画鑑賞抜きで出かけてくることにしました。
 ……とりあえず、映画鑑賞は抜きにして正解だった、と現地に着いて痛感。さすが祝日と言うべきか、会場が開く11時に入ってすぐくらいに着くよう調整したというのに、いつものこの時間の人出とはまるで違う。うっヵり映画鑑賞とハシゴしていたら、更に混雑する昼食時にかち合い、なかなか帰れなかった恐れがある。
 長かったこのイベントも終盤に差しかかり、登場するお店も人気店、著名店が多い。それでも3店舗ほどに絞って考えていましたが、うち2店舗は既に行列が出来ている。幸いに、はじめから第1候補に考えていたお店がまだ余裕があったようなので、すぐさまそちらに駆け込んだのでした。

麺匠たか松のつけ麺(鶏魚介)、トッピングは味付玉子。
麺匠たか松のつけ麺(鶏魚介)、トッピングは味付玉子。

 いただいたのは、京都の麺匠たか松のつけ麺(鶏魚介)、トッピングは毎度の如く味付玉子。
 実のところ、私がこのイベントでここを選ぶのは4回目です。2017年に初めて食べてから、3年連続で訪れ続け、そして今回もまた選んでしまった。なぜなら、最高に私好みだから。
 つけ汁は名称通りに鶏魚介で出汁を取った、どろりとした仕上がり。ただし、こうしたつけ麺の中では特に後味がいい。とろみが強いので、食べたあとに唇が少々べとつくけれど、後味がスッキリしている。
 全粒粉を用いた麺は、つけ麺としては珍しい、やや細めの切り方。しかしそのお陰で、かなりしっかり歯応えを残しつつ、蕎麦のようにするすると啜れます。
 個人的にここのメニューで好きなのは、薬味が充実していること。予めスープに散らしてあるネギだけでなく、トレイの小さなくぼみには刻んだタマネギ、そして麺の方には1/4に切ったすだちが添えてあり、更にブース内部の卓上には黒胡椒、黒七味、そしてあおさ海苔が用意されている。
 私には特にあおさ海苔が嬉しい。トッピングに海苔があれば、かなりの確率で選ぶ私には、無料で、しかも自らの匙加減で加えられるのも幸せですが、濃厚ながらも品良く仕上げられたつけ汁、麺と相性がいい。あおさ海苔を入れると、更にあっさり感が増すのです。これは刻みタマネギ、すだちも同様で、たとえ手を加えなくても胃もたれせず食べきれそうな優しさなのに、タマネギが爽やかさを、すだちが酸味を添えるので、多彩な変化が楽しめます。細かく切ったチャーシューもいい仕事をしている。
 麺を食べ終わったあとのスープ割りがまたいい。割りスープそのものは恐らくオーソドックスな鰹節で出汁を取ったものでしょうが、こちらでも薬味を追加できる。私は黒七味をちょこっと、そしてあおさ海苔を多めに撒いて、本当に最後の一滴まで楽しんできました。そんな感じで、意識せずにつけ汁まで完飲してしまう。
 間違いなく、私にとって最も相性のいいつけ麺なんですが、なにせ本店は京都、支店も京都市内でしか展開しておらず、現地までわざわざ足を伸ばさない限りはこのイベントでしかお目にかかれない。せっかくの機会なのだから、未知の味を優先して選びたい、と思いつつも、このお店がいると候補に含めてしまうのです。しかも本日がこちらの最終日、折良く空いていたらなおさらに。
 もし次回も出店するならば、他によほど惹かれるものがない限り、またここで食べるでしょう。そして、そのうち京都に出かける機会があれば、絶対にいちどはここの店舗で食べる。

麺匠たか松ブース入口に掲示された商品案内。
麺匠たか松ブース入口に掲示された商品案内。

コメント

タイトルとURLをコピーしました